2005.11.03(8)

プシュカル→デリー

夜行バスでイスラエル人の旅人と友達になった。amitはヒンディー語と英語と日本語、マミもヒンディー語と英語と日本語、イスラエル人はイスラエル語(?)と英語が話せる。そんな中、私はといえば、日本語とつたない英語力と、さらに挨拶程度のヒンディー語。なんだ、これは。皆が話してることは、7割ぐらい分かったけど、全然会話ができない。あー、悔しい。

そして、朝方まで、私とマミは自分の将来について語り合う。あと、ルーズソックスとか、日本人の変なところを思い出して、大爆笑。ちょっとストレスがたまってたので、楽しかった。その後、一度amitの家まで行き、ちょっと寝てから、チケットを取りに駅へ。4日の寝台列車のチケットを購入。その後、dheerajにもう1度会い、偶然持って来ていた吉本ばななの「キッチン」の文庫本をプレゼント。それから、今夜はcharuの家にマミと泊まらせてもらう。ここでamitとは一旦別れる。夜、近くのマーケットに行き、屋台でチキンを食べた。美味しい。


2005.11.04(9)

寝台列車でコルカタへ

朝、9時に起きて、charuの具合が悪そうなので、マミと去年お世話になったgeetaの家に突撃訪問してみることにした。突然行ったのに、あら来たの?といった感じで、快く出迎えてくれた。インド人は皆、こんな感じで、すぐに泊まらせてくれる。おかげで、まだホテルいらず。dheerajに続いて、このgeetaも日本文学を勉強中で、今日は百人一首を暗記していた。私も覚えてないんですけど・・。川端康成が好きとのこと。3才の息子アディーは、相変わらずやんちゃ坊主だった。今日はムスリムの断食明けの日で、町中人だらけ。で、止められたのにも関わらず、私達は近くのマーケットへ行き、私はリュックを購入。スーツケースでは動きにくいので、荷物を家に置かせてもらって、この先はリュックで旅を続けることに。案の定道に迷って、ぎりぎりで駅に到着。電車が動き出してから飛び乗った。ここで、マミとはお別れ。いろいろありがとう。


2005.11.05(10)

去年も乗ったラージダニエクスプレスはインドでも最速の寝台列車。冷房付きの3段ベット。食事付き。日本円で3500円ぐらい。乗っているのは階級の高いインド人と外国人。周りが英語が話せるので安心。昨日、夕方17時にデリーを出発し、今日のお昼13時半に、コルカタのHAWRAH駅に到着。ここで、本当ならば、友達が待ってくれているはずだったけど、昨日時間がなくて電話ができなかったため、着いてから電話をしてみる。デリーの友達は日本語が話せたけれど、コルカタの友達はすべて英語。何を伝えるにも時間がかかる。とりあえず、待ち合わせ場所に向かうことになり、タクシーで来いと言われたけど、節約のため、バスで向かう。バス停なんてないけど、行き先を叫んでいれば、なぜかバスに乗れる。これぞインドの旅って感じ。バスに乗ってる人は階級が低くて、英語も話せないけど、お金は安いし、別に問題ない。ちょっと時間がかかったけど、なんとか友達に会えて、今日はpriyankaの家に。priyankaは、この間の夏に日本に来て、私の家にもホームステイに来た。彼女の英語はなぜかちゃんと聞き取れる。家族もいい人達。となりに住んでるいとこの女の子と遊んだ。



2005.11.06(11)

国立博物館→ミレニアムパーク→プラネタリウム

今日は念願の博物館へ。インドの博物館てどんな感じだろうと思ってたら、期待通りの汚さだった。埃まみれだけど、量と数はすごい。そして、生まれる寸前の赤ちゃんホルマリン漬けを発見。これが、日本にあったら、結構話題になるんじゃないかと思う代物だったけど、見に来ているインド人は皆楽しそうにその赤ちゃんを観察してる。日本の博物館は静かだけど、議論好きのインド人は博物館に来ても、皆で、目の前の展示物について議論しているので、とてもうるさい。それから、夕方にはプラネタリウムに行った。滅多に並ばないインド人がすごい行列を作ってるぐらい人気のプラネタリウム。私のために英語の回を選んでくれたというのに、私は半分も聞かずに熟睡。すみません・・。携帯の電源は切ってください!!と何度も言っていたのが、日本と同じで面白かった。そして今日はanjanaさんの家に泊まらせてもらう。最初に連れて行ってくれた部屋で、日本の話をしながらお茶を飲んでいたら、実はそこはお隣さんの家だった。というハプニングもありつつ、とても親切な家族で、また快適に過ごさせてもらった。そして、ここらへんから私の鼻と喉がやばいことに・・


2005.11.07(12)

どうやら風邪を引いたみたい。お腹と胃には気をつけていたのに、なんと排気ガスでやられてしまった。体調は優れず、コルカタでちゃんと休もうと思った。今日は朝、ニガム先生の家に寄った。インド人の旦那さんと結婚してインドで日本語を教えている日本人の先生だ。久しぶりにちゃんとした日本語使って、日本茶を飲んで、少し元気をもらった。でも咳が止まらない、これはピンチ。そして、今度は、komalの家にお世話になる。この子も、夏に私の家でホームステイした子。なぜか、この日は、元彼が会いに来ていて私も付き合わされた。


2005.11.08(13)

komalの家は、引っ越して1週間の新しいアパート。なんと、プール・ジム・ゲストハウス・パーティールーム・ゲームルームなんかがある。今日本で建築ラッシュの高級マンションの原型みたい。でも、部屋から外を見ると、ごみの山なの。自分が使う所はぴかぴかなのに・・。この価値観どうにかしてほしい。今日は、チケットを買いに行きたかったのに、ちょっと強引にバザールに連れていかれてしまった。Komalはいい子なんだけど、自分のやりたいことはやる!っていうパワーに、風邪気味の私は押されて、ついてくはめに。言葉があんまりできないと、立場弱いな。頑張れ,私。


2005.11.09(14)

今日は、去年私達が宿泊していたラーマクリシュナミッションへ向かう。目的は、去年、何度か行ってるうちに知り合いになった、電話屋の夫婦と、屋台のオヤジと、ラッシー屋のお姉さんに、去年撮った写真をプレゼントするため。皆、喜んでくれた。1年後も何も変わらず、営業してて嬉しかった。そして、今日は、sujoyniのお家へ。sujoyniの家族は、ママがダンスの先生、パパが英語の先生で、彼女も勉強も音楽もダンスもできる。そして、上流家庭らしく、家にはジャズが流れていて、昨日までの、いつも元気でがやがやしていたkomalの家とは大違い。チケットは明日、sujoyniの知り合いの旅行会社の人が持ってきてくれることに。

そして今日で、旅も折り返し地点。長いな~